第11回宇宙エレベーターロボット競技会に向けて、Truth Academyチームの参加希望者を募集します。この競技会は小学生部門と中高校生部門があり、また、全国大会を目指すグローバル部門とオープン大会のみ参加のリージョナル部門とに分類されます。
ロボットはレゴSPIKEプライムで製作し、プログラミングします。オープン大会では2.5m、全国大会では4mの高さに宇宙ステーションが設置され、テザーというロープを伝ってロボットが昇り降りして、ピンポン玉や直径10cmのチャレンジボールをアースポートから宇宙ステーションに運搬します。昇降ロボットの製作とプログラミングに加え、運搬物を確保しリリースする仕組みも必要なので、日頃ブロックサイエンスやロボットサイエンスで学んでいる技術や腕の見せ所です。
昨年度からの大きな変更点は、グローバル部門の宇宙ステーションの構造そのものが変更されたことです。これまでは宇宙ステーションの中心に直径30㎝の空いた空間にロボットが入って、内部から球をステーションに降ろしていました。それが、内側の空間がふさがれ、直径54㎝の円の外側から球を入れなければならなくなりました。宇宙エレベーターロボット競技会が始まって以来の大きな変更点であり、球を運搬し降ろす直径60㎝以上のロボットを作らなければならないので、バランスを取るのが大変な難題となりました。リージョナル部門のステーションは従来通りなので、今回はどちらの部門に出場するかは、各チームによって判断したいと思っています。
活動は、夏休みサイエンス講座・講座番号4A:昇降メカニズム&プログラミング「宇宙エレベータークライマーロボット」(練馬校7/21(日)・飯田橋校 8/17(土))を皮切りに、参加希望者には10/6(日)関東オープンA大会を目指して9月~10月にかけて全5回の活動日を設けます。1チーム2~4名、1団体3チームまでとの規定があります。また、募集要項には「参加チーム数が想定数を超えた場合、申し込み締切日より前に受付を終了する場合があります」との記載がありますので、メンバーが集まり次第、順次エントリーを行う予定です。早めの応募をお勧めします。詳しくは別途配布する、「宇宙エレベータープロジェクト2024 参加チーム募集!!」をご覧ください。
なお、日程やルールは、https://space-elevator.tokyo/archives/competition/2572をご覧ください。
ロボットコンテストは、学習の成果の発表の場であり、いろいろなロボットを見ることや他の参加者の交流を通してたくさんのことが学べる絶好の機会です。奮ってご参加ください。
<宇宙エレベーターブックレットに掲載されたTruth生「SKY」メンバーの言葉>
この競技ではスタートしてからロボットをテザーにつけたり、帰ってきたロボットにピンポン玉を載せたりするということができたので、楽しかったです。時間制限ある中でステーションとアースポイントを何回往復させるかなど、競技中でも時間を考えてロボットを動かすという時間を意識するとこができました。
【お問い合わせ】https://my.ptsc.jp/truth-academy/inquiry_pc/input?i=toiawase